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2004年 12月 09日
地裁決定を破棄、新鑑定「証拠価値低い」
大崎町井俣で1979(昭和54)年に起きた殺人・死体遺棄事件「大崎事件」で首謀者とされた原口アヤ子さん(77)=同町永吉=が、無実を訴え服役後に裁判のやり直しを求めた再審請求の即時抗告審で、福岡高裁宮崎支部(岡村稔裁判長)は9日、再審開始を認めない決定を出した。 (南日本新聞12月9日)....記事全文 主犯格とされた原口さんは最高裁まで争ったが、81年に懲役10年が確定。 原口さんは獄中からも無罪を訴え続け、服役後の95年4月に、鹿児島地裁にえん罪を訴えて再審開始を求めた。 再審請求から約7年後の02年3月26日、鹿児島地裁笹野裁判長は再審開始を決定。これに対して鹿児島地検中島行博・次席検事は02年3月29日、福岡高裁宮崎支部へ即時抗告。 今回の再審棄却はこれにたいする福岡高裁宮崎支部の答えだ。 原口さんは既に10年の服役を終え、出所後さらに十数年の歳月が流れている。 「無実の罪を晴らすまでは死ねない」 原口さんの無念、悔しさは想像に余りある。 2日前の東京新聞には仮出獄から10年を迎えた狭山事件の石川一雄さんのインタヴュー記事が掲載されていた。 多くの冤罪事件が、共通の土壌の上に作られてきた。 1)予断と偏見に基づいた見込捜査 2)別件逮捕 3)代用監獄制度 4)自白偏重主義 5)警察と癒着した鑑定人 これらの冤罪を生む土壌の問題をマスメディアの責任と絡めながら、随時このブログで書いてゆくつもりでいる。 < 前のページ次のページ >
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