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2004年 06月 09日
イラク新決議を採択 全会一致で国連安保理
【ニューヨーク8日共同】国連安全保障理事会は8日午後4時半(日本時間9日午前5時半)から公式協議を開き、今月末のイラクへの主権移譲に向けた新決議を全会一致で採択した。主権移譲に向けた枠組みが整ったことで、来年1月の直接選挙や恒久政権樹立などイラク民主化への政治プロセスが本格的に始動する。 決議は米英両国とルーマニアが提案。採択により、イラク戦争をめぐり続いてきた米英とフランス、ドイツ、ロシアなど安保理内の対立も一応収束した。国際社会は一致してイラク再建支援への決意を表明した。(共同通信) ----------------------------------------------------------------------- 冷戦終結後、アメリカは世界各地で「民主化」のためのちょっかいを出してきた。 独裁国や紛争を抱える地域、「テロリスト」の温床と見做した地域に、軍事力で介入し、傀儡政権を打ち建て、その国を含む地域の安定に向けて、これを民主化するという、独善的な試み。 1992年 ソマリア 1994年 ハイチ 1995年 ボスニア 1999年 コソボ 2001年 アフガニスタン これら全ての「民主化」と称する試みが、ことごとく失敗していることを、国際社会は、いや私達は、深く心に留める必要があるだろう。 多数の民間人犠牲者を出し、その後の混乱を引き起こし、結果として介入以前にも増して地域を不安定にして来た。そしてアメリカの軍事産業と政治家だけが大儲けして来たのだ。国際社会はこれまでのアメリカの悪行三昧に対して、何等かの制裁措置をとるべきだ。(もちろん日本のように、やみくもに追従するなど論外だ) 2003年 イラク ・ ・ ・ ・
by kazzVaporTrail
| 2004-06-09 20:20
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